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取扱説明書を作っている担当者について、これまでの経歴と、制作で大事にしていることをご紹介します。

苦手だったからこそ、理屈で書く

テクニカルライターというと、昔から文章を書くのが好きだった人を思い浮かべるかもしれません。私はまったく逆で、学生時代は書くことがとにかく苦手でした。

大学でレポートや卒業論文を書かなくてはならなくなり、ずいぶん苦労しました。感覚ではすらすら書けないので、「どう書けば伝わるのか」を一つずつ考えるしかありませんでした。そうしているうちに、自分なりの文章の組み立て方が身についていきました。

感覚に頼らず、理屈で組み立てて書く。この書き方は、今の取扱説明書づくりの土台になっています。読む人が迷わない順番と言葉を選ぶのは、苦手だったからこそ身についたことだと思っています。

テクニカルライターという仕事との出会い

就職活動のころは、「取扱説明書を作る仕事」があることすら知りませんでした。「〇〇ライター」という職種を手がかりに仕事を探すうちにテクニカルライターという仕事を知り、取扱説明書の制作会社に入りました。

制作会社での経験

制作会社では、家電製品やネットワーク機器の取扱説明書、産業機器のマニュアルなど、さまざまな製品を担当しました。小さな会社だったので、自分で解決しなくてはならないことが多く、失敗もしながら多くのことを学びました。

当時は分業が当たり前で、営業担当、ライター、DTPオペレーター、イラストレーターと、1つの仕事に少なくとも4人が関わっていました。修正1つでも、お客様からいただいた原稿をライターが書き直し、DTPオペレーターが組み、それをライターが確認し、営業担当がお客様に提出する、という流れを何度も繰り返していました。

分業から、少ない人数で全体を見る体制へ

その後、リーマン・ショックや東日本大震災で景気が落ち込み、社内の人も減っていきました。少ない人数で同じ仕事をこなすには、進め方そのものを変えなくてはなりません。

そこで、原稿だけでなく、レイアウトやWebの知識も仕事を通じて身につけていきました。その結果、必要最小限の人数で仕事を回せるようになり、少しずつ事業を広げることもできました。

原稿を書く人がレイアウトもわかっていれば、人から人への受け渡しが減り、修正も早くなります。この経験が、今の仕事の進め方につながっています。

当サービスを始めてみて

当サービスを始めたのは2020年のコロナ禍がきっかけです。集客はまったくのゼロからでしたが、制作会社での経験のおかげで、少しずつ実績を積み重ねることができました。今では、継続してお仕事をご依頼くださるメーカーもあります。

自分が制作に関わった製品が家電量販店などに並んでいるのを見ると、少しでも社会の役に立てているのかなと、うれしくなります。

制作で大事にしていること

  • 読む人が迷わないこと:感覚ではなく、理屈で順番と言葉を組み立てます。
  • 最初から最後まで一人で見ること:原稿の作成から、イラスト作成の手配、InDesignによるレイアウトまで一貫して担当します。人から人への受け渡しが少ないぶん、修正が早く、費用も抑えやすくなります(取扱説明書の作成費用の記事でもご説明しています)。

基本情報

項目内容
事業者名テクニカルらいたー
拠点東京
マニュアル制作歴20年(うち制作会社で18年。当サービスは2020年に開始)
資格PLアドバイザー(初級)
担当してきた製品家電製品、ネットワーク機器、産業機器、住宅設備、介護機器など
対応範囲取扱説明書・マニュアルの企画、原稿作成、イラスト作成の手配、レイアウト(DTP)、多言語展開、Webマニュアル
対応地域全国(リモートで対応します。取材が必要な場合は、遠方でもできるだけ現地に伺います)